SASSコンパイル用ライブラリ
sass/scssのコンパイル用のライブラリの使い方が公式のgithubくらいしかなかったもんで自分用にまとめ
sassとはなんぞやってのは割愛
install
選択肢としてsass/sassか個人的に使うのがdart板のsass/dart-sassの2択かなと
(そもそもなんかこの2つ以外あんまり更新されてない気がする rubyとか半年以上前だし)
楽な方
node使えるならnpmで落としてそのまま使えるので簡単
npm install -g sass
実行ファイル落としてくる場合
宗教的理由等でnodeが使えない場合はsass/dart-sass
を使うしかないっぽい
当リポジトリのリリースから最新のバージョンのファイルをDLしてpathを通す必要がる(めんどい)
以下は一例
cd /usr/local/src
# 記事作成時点最新
wget https://github.com/sass/dart-sass/releases/download/1.83.0/dart-sass-1.83.0-linux-x64.tar.gz
tar -zxf dart-sass-1.83.0-linux-x64.tar.gz && cd dart-sass
# 特定のユーザしか使わないだろうし`~/.local/bin`を選択
# 別にpathが通ってれば`.local/bin`でなくても良い(`/usr/local/bin`とか)
mkdir -p ~/.local/bin && cp ./* ~/.local/bin/
一緒に入ってるsrc
をsass
コマンドと同ディレクトリに置かないと動かないらしい(私のやり方が悪かっただけで不要かも)
一応これでnpm使わない場合でもsassコマンドが使用可能になる
使い方
ざっくりこれ
sass /path/to/style.scss /path/to/style.css
/path/to/style.scss
を/path/to/style.css
にコンパイルする
出力先にファイルが存在しても上書きの確認はされないので注意
ディレクトリごとまとめて変換する方法
sass /path/to/scss:/path/to/css
/path/to/scss
以下のscssを一括で/path/to/css
以下にコンパイルして出力
変換後のファイル名は{元ファイル}.scss
=> {元ファイル}.css
となる
オプション
よく使いそうなのだけ抜粋
--update
: 更新日ベースで更新のあったファイルのみ変換する--style=
:compressed
を指定することでミニファイしてくれる デフォルトはexpanded
(ミニファイ無し)--no-source-map
: 変換時にソースマップを生成しない 生成されても使わない場面のが多いし個人的に不要--quiet
: 警告を出さない--no-quiet
: 警告を出す
私的普段使いテンプレ
sass --style=compressed --no-source-map /path/to/scss:/path/to/css